復習の重要性
ほとんどの学校で学年末テストが終わりました。
学年最後のテストということで、学校によっては1年間の総まとめ問題だったため、試験範囲がかなり広くなりました。
1学期(または前期)の勉強内容なんて覚えてない!という怒りの声も聞かれました。
そこに怒っても仕方ないとなだめましたが、少なくとも復習の重要性は実感できたようです。
ヒトの頭はモノを忘れるようにできています。
これは東大に合格できるような生徒も例外ではありません。
九九を忘れないでいられるのは毎日使っているからです。
いろんなことを教えている塾講師や学校教諭は、毎日勉強しているから内容を忘れることなく教えられるのです。
つまり極端に言えば毎日同じ勉強をしていれば忘れることはないのです。(時間的に不可能ですが)
復習の目的のひとつは、この忘れることを防ぐためです。
忘れるスピードはかなり個人差があるため、復習のペースは人それぞれです。
自分にあった頻度で復習することが大事です。
結局は「毎日コツコツ勉強」という月並みな表現にたどり着きます。
東大生の多くは勤勉です。
驚異的な頭脳の持ち主だからそんなに勉強しなくても東大に合格できたんだろうな、というのは幻想です。
大事なのは継続です。
これを努力と感じるかどうかは人それぞれです。
努力、頑張りという認識になるとどうしても辛さがついてきます。
楽しめれば理想です。
そんな深い話も塾生とそのうちしたいと思います。